ƒ ふくらはぎ(第2の心臓)を鍛えて
いつも若々しく保つとは!
冬から春へのややこしい天気で、雨あり風も強くて桜の満開が待ちどうしくおもいます。
♦さて、有酸素運動のウオーキングはいつでもできる健康のベスト運動なんですが、そのウオーキングをしっかり行って、
「第2の心臓」と呼ばれている、ふくらはぎを鍛えるのは重要だと思っていないでしょう。
◆それではなぜ、ふくらはぎを「第2の心臓」と呼ばれるのでしょうか?
◆それは心臓のようにポンプの働きをしているからなんです。
人間は立っているとき、重力の関係から血液は下半身に約70%がたまっている状態なので、もしこの血液が心臓に戻らないと人は死んでしまいます。
そうならないために、ふくらはぎが第2のポンプの働きをして、下半身の血液を心臓に戻しているのです。
そのふくらはぎの有効性は2015年、「貧乏ゆすりが女性で病気の死亡リスクを下げる」ことがアメリカの医学誌に発表されたので、いちはやく注目を集めました。
◆その重要なふくらはぎ「第2の心臓」を鍛えるには、4つの方法などが勧められていますね。
①正しいウオーキングをする。歩幅を多少広くして姿勢よく歩いてそのときに、後ろ脚のふくらはぎを意識してのウオーキングです。
②「カーフレイズ」を行う。ふくらはぎの筋トレがカーフレイズなんです。背中を伸ばした姿勢で壁に手を当てて、体がぶれないようにして立って、
ゆっくりとつま先に体重をので、かかとを上げましす。高いところで少しキープ、そして元に戻します。これを10回程度行なうのです。台所で食事の準備をしながらでもできますね。
③階段を上がる。3階に上がる程度は階段をー。これだけでふくらはぎは鍛えられます。
④マッサージを行う。足首から膝へともみあげて、ふくらはぎをケアするのも忘れてはいけません。特に、夕方に脚がむくむ人はより積極的に行うことですね。
◆まずはあせらずに、ふくらはぎ「第2の心臓」を自分のペースで空いた時間を有効に利用して、心臓・血管をいつも生きいきと健康に保っていきましょう。