応急手当!!万一に備えて日々の暮らしに役立つ内容

もし、あなたの家族がけがをしたり、

急病にかかった場合はどうされますか?

あわててしまったり、適切な応急手当の知識を

知らなかったためにとまどった経験はありま

せんか?

東日本大震災とか熊本地震を見てもらっても

わかるとおもいますが。

とくに、この様な大規模な
地震の時においては、多数の負傷者が

同時に発生するために、救急隊だけでは
十分に対応することが不可能であり、

そのために日常生活において
あなたにも応急手当の知識を持ってもらう

必要がありますね。

また、最近一部において救急車を安易に

利用したり

逆に利用の方法が
分からなかったために、時期を失い大事故に

至ったりする事が見受けられます。

このようなことにならないように、救急車の
正しい利用方法を生活す上で
あらかじめ知っておいてもらう必要があります。

さらには、大規模災害において一般的な心得も
知っておく必要があるといえるでしょう。

それでは、話を続けていきます。

・応急手当とは?

万一に備えて!
◎ 応急手当とは?

中年以下の死亡原因の第1位は、「不慮の事故」
ですが、その40%は家庭又はその近くで

起こるといわれています。

たとえば、崖から落ちたり、車にはねられた、
水におぼれた、薬やたばこなどを食べて

しまった、包丁で手を切った、天ぷら油で

やけどした、急に起こった腹痛、胸の激しい痛み
地域によっては、毒蛇にかまれたなど、

実にいろいろな場合があります。

突然におきた外傷や急病に対して、その場に
居合せた人が適切な手当をすることができるか

できないかが、その人の生死の分れ目と
なることも少なくありません。

このような場面にで合ったとき、オロオロして
しまってどうしてよいか分からない人が

ほとんどではないでしょうか?

救急車が来るまで、医者の手に引き渡すことが
できるまで、適切な応急手当をすることを

あなたが知っていなければなりませんね。

応急手当といいますのは、傷病者を医者の手に
渡すまでの間に、

(1)外傷や病気の状態が悪くならないようにすること

(2)重症の場合には、ともかく患者の生命を保たせる
こと

の2つを行うことと考えてよいでしょう。

また、もう少し予防的に考えますと、外傷や急病が
起こらないようにすることも重要です。

そのためには、

(1) 家庭内をキチンと整理しておくこと。

たとえば、刃物は戸棚、引出しなどにしまって
おくこと、薬、たばこ、などは子供の手の届かない

ところに置いておくこと、食物と薬をいっしょに
置かないこと。

(2) 家庭内の照明は十分明るくしておくこと。

(3) 救急用薬品や材料を日常からよくそろえて、
すぐ出せるようにしておくこと。

(4) 救急用電話の番号を分かりやすく書き出して
おくこと。

① 119番は全国共通

② かかりつけの医者の電話番号

地域によっては、休日・夜間診療、医療についての
テレホンサービスがある場合もあります。

参考に下のように書きましたので

見ておいてくださいね。

他にも必要な電話先がありましたら

同じようにまとめて書いておいて

下さい。

【 救急電話番号(メモ)】

(1)あなたの地域の

救急テレホンサービス    (  )  -

消防署の一般電話      (  )  -

休日夜間診療所       (  )  -

(2)かかりつけの医者     (  )  -

(3)救急車を呼ぶとき (全共通国)

消防署   119番

このように簡単に説明させていただきました。

最後までお読み頂き、

誠にありがとうございました。

◆次は、万一に備えて!

日々の暮らしに役立つ・
応急手当での

「傷病者のみかた」について
お話をさせていただきます。

よろしくお願いいたします。

・傷病者のみかたについて

応急手当の第1歩は、その人に死の危険が
せまっているかどうか観察することです。

大急ぎで次を調べます。

・意識ははっきりしているか?

・呼吸はどうか?

・脈はあるか?

・大出血があるか?

これらの点を観察する際に、周囲の状況をよく
見まわすことも必要です。

たとえば、車が沢山とおっている場所ですと

そのほうの危険にも気をマワさなければ
なりません。

そして上でいいました点の一つでも気が付けば
直ちにその対策を行います。

つまり、意識がなければ気道を確保する、
呼吸がなければ人工呼吸を行う
脈が触れなければ

心臓マッサージを、大出血があれば止血処置を
します。

以上のチェックが終わったならば、そのあとで、
身体にけががあるか、手足の位置は正常か

骨折はあるか、顔色はどうか、
瞳孔(ひとみ)は正常か、などを観察します。

また、その人が倒れたときの状況をしっかりと
つかんでおくことも必要です。

これらのことを素早く十分に観察して、
しっかり判断するためには、

なによりもまず冷静でいなければなりません。

その人の衣服(ネクタイ、カラー、腰ベルト)
などをゆるめます。

患者を静かに寝かせ、保温し、
吐いているようであれば頭を下げ

吐物が外へ流れ出る方へ顔を向けます。

飲み物や食べ物は与えてはいけません。

そして、必要ならば救急車を呼ぶか、
医者に連絡し、
手短に患者の状況を報告します。

◆次回は、万一に備えて!

日々の暮らしに役立つ・
応急手当での

「きず(傷)の手当」について
お話をさせていただきます。

よろしくお願いいたします。

・きず(傷)の手当について

傷にはいろいろありまして

すりきず、切りきず、刺しきず、打撲傷、

挫滅創などがありますね。

万一に備えて!
応急手当の基本としましては

・土や砂などでよごれているときは、

水道の水などできれいに洗います。

・すぐとれる異物(トゲ、ガラスなど)を
とり除きます。

・清潔な布、市販の消毒したガーゼなどで
おおいます。

・出血しているときは圧迫止血します。

・なるべく早く医者の処置を受けることです。

普通のきずは6時間以内に処置を

受けなければ化膿するおそれが

ありますので。

※注意することは

・医者にみてもらうときは、特に消毒薬を

使用する必要はありません。

・きずの処置は、石けんなどで手を洗って

から行います。

・腫れたところは、ぬれタオルで冷やします。

・頭、胸、腹を強く打ったら
必ず病院へいきましょう。

Δ脊髄損傷は

首から下の体の各部分にゆく神経の束を
脊髄といいます。

これは、首・背中・腰の骨
(これらを脊髄といいます)

で保護されていますが、
首の骨や腰の骨が折れると

脊髄が傷つくことがあります
(これらを脊髄損傷)

といいます。

この場合に傷ついた部分から下の

感覚がなくなり、動かなくなりますから。

首や腰を打って手足がしびれたり、

感覚がにぶかったり

手足がよく動かないときは、脊髄損傷を考えて、

しずかに硬い平らなものの上にあお向けに寝かし

板の上に乗せたまま運ぶようにして、

首や腰を強く曲げたり、
反らしたりしては絶対にいけません。

首の骨が折れた時は、
呼吸が止まることがありますから。

この場合の人口呼吸は首を強く反らせては

いけません。

Δ傷の被覆と包帯について

・医者にみてもらう時には、
傷の消毒は行わず、
傷が土や砂などで汚れているときのみ

水道水で洗います。
ただし、山の中、
災害時などで医者に見せられない

ときは、手元にある傷の消毒薬を使います。

・ガーゼは清潔な物を使って、
滅菌されたガーゼがあれば最適です。

・滅菌ガーゼのないとは、洗濯したハンカチ、
シーツなどに強いアイロンを
あてたものを用います。

・出血や、やけどなどで出液が多いときは
ガーゼを十分厚くしてあてます。

△被覆の包帯の種類は

まき包帯(普通のもの)、伸縮ほう帯
(伸縮性のある布でできたほう帯)
三角巾(救急時に使用)、

スピードほう帯(簡易ほう帯・病院で使用)
などがありますので。

巻き方の基本は、ゆるすぎず、強すぎず先端から
上の方へ十分の厚さでしつかりと巻きます。

結び目は傷をさけるようにしてくださいよ。

Δ破傷風について

傷から破傷風菌が入ると神経が侵され
けいれんを起こし、
約半数の人は死亡します。

特に釘などで深く刺した傷や、土や泥で汚れた
傷には破傷風菌が生育しやすいので、
十分注意が必要になってきますね。

・三種混合ワクチンを受けている人は
3回目の注射から5~6年間は破傷風に

かかることはありません。

・破傷風の予防注射を5年以内に
受けていない人がけがをしたときは、

必ず破傷風トキソイドの
注射を受けることです。

・よごれた傷、深い傷は必ず医者に
見てもらう必要があります。

万一に備えて!

△蛇に咬まれたときは

毒蛇は上顎に2本の長い毒牙がありますので、
咬まれたとき、2個のきばのあとが

あれば危険ですから、傷口に口をつけて強く
吸い出すようにします。

毒蛇に咬まれると次第に強い痛みが始まり、
腫れ上がってきますから、

咬まれた部分の上を軽くしばり、すぐ病院に
行くことです。

◆次回は、万一に備えて!

日々の暮らしに役立つ・
応急手当での

「骨折・脱臼・ねんざ」について
お話をさせていただきます。

よろしくお願いいたします。

・骨折・脱臼・ねんざ について

では、ケガをした時、次のような症状ががあれば
「骨折」かも知れません。

・手足を動かすと強い痛みがあり。

・局部が腫れていて、手でおすといたみます。

・局部が変形している。

・顔色が悪く、さむがって震えている。

万一に備えて!
応急手当としましては

・骨折の部分に副木を当てて安静を保つ
ようにします。

・副木は骨折部の上下の関節を含めて

あてます。

・局所は冷やします。

・体を温めます。

・なるべく早くそっと病院へ運びます。

骨折は動かさなければあまり痛みませんので、
安静を保つことが大切ですね。

関節がはずれることを「脱臼」といい、
関節部が変形し、腫れて、強く痛みます。

局所を三角巾や包帯で固定して、
病院へ行くことです。

△ちょうないしょう(肘内障)とは

幼児の手を強くひっぱると肘の関節が
伸びたまま、手がだらりと下がり、
動かなくなり痛みを訴える症状です。

肘内障といってすぐに治せる「脱臼」ですから、
あわてず病院へ行きましょう。

関節の周囲の組織に損傷を生じたものを
「ねんざ」といいます。

局所が腫れて痛みますが、

強い変形はありません。

局所の冷湿布、固定、安静が大切ですね。

ひどいねんざの場合は、脱臼や骨折と

同じような処置が必要になります。

◆次回は、万一に備えて!

日々の暮らしに役立つ・
応急手当での

「やけど(火傷)」について
お話をさせていただきます。

よろしくお願いいたします。

・やけど(火傷)について

ひどい火傷では、ショック(体の水分が失われ
血圧が下る危険な状態)や感染(キズが化膿
すること。)等で死亡したり、

強いひきつれ(瘢痕)を残したりしますので、

正しい処置をしなければなりません。

火傷の程度は広さと深さで判断します。

広さの計り方は、体の表面の何%が火傷に
なっているかで知ることができますね。

火傷の深さがー

・Ⅰ度(表皮熱傷)では、皮膚が発赤して
ヒリヒリします。

・Ⅱ度(真皮熱傷)では、水疱を形成し
表面がくずれて強い痛みと灼熱感
(焼けつくように熱い)があります。

・Ⅲ度(全層熱傷)では、皮膚が白く表面を
針で刺しても痛くありません。

万一に備えて!
応急手当としましてはー

・きれいな水道水で冷やします。

・洋服やストッキングなど身に着けている
ものを脱ぐ前に、

その上から急いで水道水をかけます。

ただし、化学薬品によるやけどの場合は、
まず、洋服などを脱がせてから

シャワーで洗います。

・何もぬらずに、清潔な布で表面をおおいます。

・早く病院へ行くことです。

×やってはいけないことは。

・みそ、しょう油、ジャガイモの
すったものなどを塗るような
家庭療法はしてはいけません。

・水疱は自分で破ってはいけませんね。

子供の火傷は親の不注意が原因のことが
多いものですよ。

子供をスト‐ブのそばで遊ばせたり、
子供の手のとどくところに、

ポットやヤカンを

置いたりしないように注意することです。

風呂の湯で火傷をすることも意外に
多いものですから。

△凍傷とは

0度C以下の低温で起こる一種の火傷です。
氷嚢(ひょうのう)を直接皮膚につけたり、

氷やドライアイスなどを素手で付かんでも
おこります。

+応急手当てでの注意することはー

・始め暖かいタオルなどを巻いて、
お風呂の温度位のお湯につけます。

・冬山で凍傷になった時は、雪や布などで
強く摩擦してはいけませんね。

・急に熱い温度で温めてはいけません。

・必ず医者の手当て受けてください。

本日も最後までお読みいただき

ありがとうございます。

◆次回は、万一に備えて!

日々の暮らしに役立つ・
応急手当での

「感電・雷撃」について
お話をさせていただきます。

よろしくお願いいたします。

・感 電、雷 撃 について

家庭用電気器具、コンセント、タコあげ、
工事中のクレーン車など感電の恐れの
あるものが沢山あります。

もし感電したらまず電源を切り、
安全な場所に動かします

後で障害の出ることがありますので

必ず医者に見せてください。

+感電と雷撃による症状と応急手当では

・意識喪失・呼吸停止→気道確保・人口呼吸

などをします。

・心臓の異常・停止→心臓マッサージ

などをします。

・知覚・運動マヒ→一時的なものが多い。

・熱傷→火傷の手当てをします。

万一に備えて!
感電を避けるにはー

・ぬれた手で電気器具、電源、コンセントなどを
いじらないようにして下さい。

・電気器具の点検を確実にする。

感電した人を助けるとき、
電源が切らない時は

その人の体に触れている感電のもとを、

ゴム手袋をはめた手や、木の棒などで
取り除くようにします。

・床が濡れているところでは、ゴム長靴を
はいて操作するとよいでしょう。
※カミナリ(雷撃)を避けるには

・山の中や野原では、身につけている
金属製のものを、みんな外して避難し、

高い木の下は危険ですから。

・車の中は安全ですね。

・ゴルフ場ではすぐプレーをやめることです。

◆次回は、万一に備えて!

日々の暮らしに役立つ・
応急手当での

「ひきつけ・けいれん」について
お話をさせていただきます。

よろしくお願いいたします。

・ひきつけ、けいれん について

●「急病」の中でも子供さんによくあります

ひきつけ・けいれんの対応については?
けいれんは、色々な原因によってひき起こされ
その中には重症の脳の病気

(脳腫瘍や出血、感染など)によるものも
ありますので注意が必要になります。

・熱性けいれんは、最も多くみられるもので
3ヶ月~5才位の小児によく起こりますので。

いろいろな原因(風邪、へんとう腺炎等)で

発熱した時、急に意識がなくなり、
目がつり上がり

手足をつっぱる全身のけいれんが起こります。
熱性けいれんは、2~3分でおさまることが
普通です。

・てんかん発作は、これもよく見られるもので、
どの年齢にもおこります。

発作時に熱がないのが普通です。

万一に備えて!
+応急手当としましてー

先ずあわててしまわないことが大切です。
外傷の予防と気道の確保に注意して、

危険な物から離れたところに、横にすると共に
衣服をゆるめて、

四肢のけいれんの強い箇所には
外傷や骨折を防ぐ目的で軽く押さえてやります。
頭を少し低くし、

横向きに寝かせ口の中の分泌物

などを外に出しやすくします。

そして、

熱があれば頭や首、脇の下などを
氷嚢(ひょうのう)で冷やします。

けいれんが長く続いたり、繰り返す時は
救急車を呼ぶことです。

△ 日射病・熱射病について

「日射病」は海辺や炎天下でのスポーツ
などのように、

直射日光を長い時間受けることにより、

また、「熱射病」は高温多湿の場所で重労働
をしたり、閉じ込められたりするときに

に起こります。

汗が出なくなり、体温が異常に上がる
(40~42℃)ことが特徴で

頭痛・めまい・重症のときには意識障害、
けいれんなどを起こします。

応急手当としまして、体温が非常に高いときは
すぐ、救急車を呼ぶ必要があります。

それまでの、応急手当としましてまず、
涼しい風とおしのよい場所に移し
衣服を取ってから、

全身に少しずつ水をかけるか、
アルコールガーゼ
または、氷嚢(のう)で全身を冷やし

皮膚のマッサージをすると早く体温が

下がります。

意識のある場合には、薄い吸物程度の
塩あじの食塩水を飲ませます。

・重症の場合は、

人工呼吸・心臓マッサージが
必要なこともあります。

汗が出ていて体温がそれほど高くない時には、
薄味の食塩水を飲ませて安静にさせて、

身体を冷やす必要はありません。

◆次回は、万一に備えて!

日々の暮らしに役立つ・
応急手当での

「発 熱」について
お話をさせていただきます。

よろしくお願いいたします。

・発 熱 について

発熱の原因は、数えきれない程多いもので。
単純な「風邪」によるものから流行性の病気、

また、治療が遅れれば
生命にさしつかえるような
脳の炎症・肺炎・熱射病によるものなど。

また、中耳炎・へんとうせん・風邪・麻疹
(はしか)・みずぼうそう・おたふくかぜ
等じつに様々です。

小児では、自分で症状を訴えることが少なく
病気の経過も早いので注意が必要となり、

一般に次のような症状があれば、病状が
重いことが多いので、至急医者に見せる
ことです。

(1)うとうと又はぐったりして、反応がにぶく
目の輝きがない。

(2)顔色が悪く唇が紫色(チアノーゼ)

をしている。

(3)呼吸がが苦しそうで、

鼻がピクピクしている。

(4)頭痛、謳吐(おうど)、けいれんがある。

(5)下痢や謳吐を繰り返し、

皮膚がかさかさしている。
(6)意識障害がある。

万一に備えて!
+応急手当としては

熱があっても元気であれば、静かな部屋に
寝かせて安静に保たせる。

食欲があれば果物(みかん、リンゴなど)、
天然ジュースなど消化されやすいカロリーに

富んだものを食べさせます。

乳幼児では、発熱によりザッスイ症に
なりやすく特に謳吐、

下痢のある場合はそうなりやすいので、

普段より水分を多く与えて、
入浴はさせないように。

医者にもらったもの以外の解熱剤を使うのは
やめておきます。

◆次回は、万一に備えて!

日々の暮らしに役立つ・
応急手当での

「呼吸困難・ぜんそく」について
お話をさせていただきます。

よろしくお願いいたします。

・呼吸困難・ぜんそくについて

本人が自分で覚える「息苦しい」という感じを
呼吸困難といいます。

上気道(のど、気管)の異物や病気、
肺自体の病気又は心臓の病気が多くの場合、
この原因となりますが

中には精神的な原因で「息苦しい」と訴える
こともあります。

しかし、呼吸困難は生命に直接さしつかえる
場合の多い、重大な症状なので要注意です。

呼吸困難がひどいときは、呼吸数が増え、
胸や肩で息をし、ぜいぜいしたり、
鼻がピクピクしたり、口びるが紫色なり、

重症のときには、意識がなくなります。

最も急を要するのは、あめ玉、ピーナツ、モチ
入歯などが、のどや気管に詰まった場合です。

へんとう腺炎、肺炎、気管支炎など、小児では、
のどの炎症で呼吸困難を

起こすことがありますし、

多くは発熱を伴います。

呼吸困難のほかに高熱、せき、タンを伴ったら
肺炎かも知れません。

のどの炎症や呼吸困難のあるときは、十分に
保温して医者にみせます。

+「気管支ぜんそく」は

アレルギー体質の人に、特に季節の移り目に
起こりやすく、発作時にはひゅうひゅう、
ぜいぜい言って苦しみます。

息を吸うよりも吐くのが困難となり、
ひどくなると座り込み、肩で息を
する様になりますね。

万一に備えて!
・応急手当としましては

心身の安静を保たせて、たんの切れを
良くするため水やさゆを飲ませ、
部屋で湯を沸かし蒸気を発生させます。

吸入薬を使用する場合には、吸入の量に注意し
定められた使用量を越すと、危険な副作用が

出てくることがありますので、これらで症状が
改善しない時は医者にみせます。

+「心臓ぜんそく」は

心臓の悪い老人などで主に夜間に突然起こる
呼吸困難です。

万一に備えて!
・応急手当ては

水平に寝ると症状が悪化するので、起座
(起きた状態で座らせる)の姿勢をとらせ

気分を落ち着かせ

胸の痛みがあったり、脈がみだれていたり、
症状が長引く場合には

救急車を呼んで、至急病院へ運びます。

◆次回は、万一に備えて!

日々の暮らしに役立つ・
応急手当での

「腹 痛」について
お話をさせていただきます。

よろしくお願いいたします。

・腹 痛 について

腹痛は、お腹に異常があるぞ、という警告です。

腹痛を伴うお腹の病気にはいろいろありますね。

胃・十二指腸潰瘍・胆石症・腸重積・腸捻転・

腸管結石・子宮外妊娠破裂・
大腸炎・虫垂炎(盲腸炎)

この他にも、食べ過ぎ・回虫症・食中毒など
腹痛の原因はまだまだあります。

腹痛には痛みの症状、痛む場所、
痛みの程度などいろいろありますが、

下のような腹痛があったら
すぐ病院に行くことです。

(1) 強く激しい痛み

(2) おなか全体の強い痛み

(3) おなかを押すとひびくような痛み

(4) だんだんと強くなる痛み

(5) 仰向けになれないような痛み

(6) 謳吐・吐血を伴う痛み

(7) 発熱をともなう痛み

(8) 右肩、左肩、背中などにひびく痛み

(9) 下痢や血便をともなう痛み

(10) 痛み始めたあとガスがでないようなとき

(11) 冷汗をともなうような痛み

万一に備えて!
+その応急手当 とはー

上に示したような痛みは、いずれも大切な
危険信号ですから、飲水、食事を止めて、

安静にし、できるだけ早く病院へ行きます。

◆次回は、万一に備えて!

日々の暮らしに役立つ・
応急手当での

「謳吐・下痢」について
お話をさせていただきます。

よろしくお願いいたします。

・謳吐・下痢 について

◎謳吐(おうど)は、あまり緊急性のないもの

(食べ過ぎ、インフルエンザ、激しい咳に
よるもの、

不適当な食物やアルコールによるもの、
のりもの酔い等)が多いですが

時には重症の病気

腸閉塞、虫垂炎、脳の外傷や血出)のために
起こることもあります。

謳吐のほかに下痢や腹痛または頭痛があったり、
頭のけがの後に謳吐がおこったりしたら

医者に見せることです。

万一に備えて!
+応急手当としては

安静に寝かせ、謳吐する時は横向きに寝かせ、
適当な容器に吐かせ、吐物が誤って気管や肺に

入ることに注意し、軽い謳吐のときは消化の良い
刺激の少ない食物と水分を少しずつ取らせます。

何回も吐くようならば、脱水症を起こす、
危険がありますので、

医者に見てもらってください。

◎下痢は食べ過ぎ、消化不良、食中毒、
急性伝染病、などいろいろな

原因で起こります。

下痢の他に、謳吐、発熱があったり顔色の
悪いとき、便に血液や「うみ」が

まじっているときには、

すぐ医者に見せます。

万一に備えて!
+応急手当としては

軽い下痢または下痢をしていても、食欲があり
元気なときは刺激の少ない食物と水分を
取らせます。

下痢が多く、すぐおさまらなければ脱水症に
なる危険がありますので、

医者に見せます。

◆次回は、万一に備えて!

日々の暮らしに役立つ・
応急手当での

「脱水症」について
お話をさせていただきます。

よろしくお願いいたします。

・脱水症について

人の体は、性や年齢によって少しは違いますが、

その多くの部分(体重の60%~80%)は

水分で出来ていますので、正常な健康体を

保つには、これだけの水分が必要なのです。

厚いとき、発熱しているとき、下痢や謳吐等で

かなりの水分や塩分を失うとき、

これに見合う補給がないと、

脱水症といわれる状態になります。

小児は特に脱水症になりやすいので

注意すること。

脱水症には、口の中は乾き、尿がへり、

皮膚はかさかさとなり張りがなくなります。

また、目がくぼみ症状が進むと、脈や呼吸が

早くなりますね。

ひどくなると、手足が冷たくなり、

うとうとした状態となり、

時にはけいれんを起こして死亡します。

原因が何であっても、水分や食物の取れないとき

発熱や下痢、謳吐の続くときは、

早めに医者に見せ、

静脈から輸血をしてもらわなければ

手遅れになることがありますのでので、

十分注意してくださいよ!

◆次回は、万一に備えて!

日々の暮らしに役立つ・
応急手当での

「喀血・吐血・下血・その他の出血」について
お話をさせていただきます。

よろしくお願いいたします。

・喀血・吐血・下血・その他の出血について

体の中からの出血には、

いろいろな場合があります。

それぞれ人間の機能に

重要な影響を与えますが、

生命に影響することが多いのは、

肺や消化器からの出血です。

◎喀血(かっけつ)

肺や気管からの出血で、血液は鮮紅色、

咳(せき)と共にでます。

◎吐血(とけつ)

食道や胃・十二指腸からの出血で、血液の色は

黒っぽく(チョコレート色)、食物のかすなどが

入っている事もありますね。

◎下血(げけつ)

胃、腸、肛門などからの出血が、便と共に

出るものをいいます。

胃、腸などから、出ますが出血している場合は、

黒い便(タール状などと形容されます)となって

出ますが、

肛門に近いところからの出血ほど、赤い色を

帯びてきます。

◎その他の出血

その他の出血としましては、痔、性器、鼻、耳

などからの出血があります。

+応急手当と注意について

(1)喀血や吐血の時は、血液や吐物が、

気管に流れ込まないような体位を取らせます。

(2)吐血の時は、胃にあたりを氷嚢

(ふょうのう)でひやします。

(3)水を飲ませたり

食物を与えてはいけません。

(4)鼻血に対して脱脂綿

細く切ったガーゼなどを、

軽く鼻につめてから、手で鼻を外からつまんで

止血します(圧迫止血法といいますね)。

(5)医者には、吐物、便などを見せると

いいでしょう。

◆次回は、万一に備えて!

日々の暮らしに役立つ・
応急手当での

「めまい・失神・意識障害」について
お話をさせていただきます。

よろしくお願いいたします。

・めまい・失神・意識障害について

意識がおかされる程度には、

いろいろのものがありますね。

はっきりしたものは、昏睡(意識のない状態)

ですが、そこまで重くない程度のものに、

次のような状態があります。

◎め ま い

フラフラしたり、外界が回っているように

思う状態で、疲労やメ二エール氏病等で

起こります。

◎失 神

ボーッと気を失いそうになって、倒れてしまう、

通常は「脳貧血」といわれる場合が多いですね。

◎意識障害

急に意識を失った人は、

気道の閉塞(へいそく)が

起こりやすくなりますから、その対策

(気道確保)が応急手当として重要です。

急に意識を失う病気には、いろいろのものが

あります。

▼一応、要約して一覧表にまとめていますので

よろしくお願い致します。

◯脳 卒 中

・脳出血

中年以後、男性に多く:半身麻痺、ろれつが
まわらない:危険

・くも膜下出血

若くても起こる:頭痛、意識障害:危険

・脳軟化

中年以後、男性に多く:麻痺、意識障害:危険

◯心臓発作

・心筋梗塞

中年以後、男性に多く:激しい胸痛、冷感
:きわめて危険

・不整脈

年齢に無関係:極めて遅い脈、失神:危険

◯糖尿病

・昏睡

中年以後に多い:口がかわき口臭に
アセトンのにおい:危険

・低血圧(インシュリン治療中)

中年以後に多い:脱力感:糖分を与えれば良い

◯てんかん

・先天性

子供の時から:全身のけいれん:場合により危険

・後天性

頭部外傷のあと:部分的けいれんが多い:場合に
より危険

◯ひきつけ

・乳幼児:けいれん、眼をむく

:大きな危険はない

◯日射病・熱射病

・年齢に無関係:苦しそうにあえぐ

:激しい時危険

などなどがあります。

◆次回は、万一に備えて!

日々の暮らしに役立つ・
応急手当での

「脳貧血・脳卒中」について
お話をさせていただきます。

よろしくお願いいたします。

・脳貧血・脳卒中について

冷汗が出て、ボーッとなって倒れます。
低血圧によって、脳の血液循環が、

悪くなることでおこります。

若い女性に多く、蒸し暑い季節に、

人いきれのする満員電車、劇場の中、
式典などでよく起こますよ。

+応急手当は、

頭を低くし、足を高くあげ

直射日光を避けて、寝かせるようにします。

・脳卒中についてもお話します。

脳の血管の病気が原因で起こる、意識障害を
中心とした病気を、脳卒中といいます。

脳卒中には、いろいろのかたちがありますね。

(1) 脳血管が破れたときー脳出血、
くも膜下出血。

(2) 脳血管がつまったときー一般に、脳軟化と
呼ばれるもの。

(3) 一過性で、しばらくすれば治るもの
(脳血管のけいれんによる)。

+応急手当は

(1)服をゆるめて、安静に寝かせます。

(2)意識がない時は、気道の確保をします。

(3)謳吐がある時は、顔を横に向けて吐物を
口の中から取り去ります。

(4)倒れた所が危険な場所、便所などだったら
呼吸が、さまたげられないように

気を付けながら、静かに安全な場所に移す
必要がありますよ。

医者の指示によって、必要ならば適切な

病院へ運びます。

◆次回は、万一に備えて!

日々の暮らしに役立つ・
応急手当での

「糖尿病」について

お話しますね。

よろしくお願いいたします。

・糖尿病について

糖尿病には、「糖尿病性昏睡」と「低血糖発作」

があります。

◯糖尿病性昏睡は、糖尿病が放されたり

治療が不十分な場合や、感染症その他の

病気が合併したりする場合に起こります。

口の乾き、多尿、脱水状態、謳吐、

深い大きな呼吸と意識障害などが起こり、

ついには昏睡状態となります。

この場合、はく息に甘い果実のような匂い

(アセトン臭)があるのが特徴ですね。

昏睡患者に一般的処置をしながら、救急車を

呼ぶます。

◯低血糖発作は、糖尿病の治療薬多すぎる場合

または普通に治療を受けていながら、

何らかの都合で食事を取らなかったり、

過度の運動をした時などにおこります。

冷汗をかき、顔色が青白くなり、脈が

早くなったり、また急に異様な行動をしたり

意識障害を起こしたりします。

意識があれば砂糖や甘いキャンディーを

与えれば2~3分で症状はなくなります。

意識障害が強いようならば、気道の確保の

一般的処置をし、救急車を呼びます。

◆次回は、万一に備えて!

日々の暮らしに役立つ・

応急手当での

「胸痛・動悸・不整脈」について

お話しますね。

よろしくお願いいたします。

・胸痛・動悸・不整脈について

これらの症状の内で

心臓に原因があるものは、重要ですから

よく気をつけましょう。

◯胸 痛

原因は心臓病(狭心症、心筋梗塞〈こうそく〉

など)、肋間神経痛、帯状疱疹(ヘルぺス)

などで、これらのうちで生命に影響する

ものは、心臓の筋肉に供給される血液が、

足らなくなり、組織の酸素が不足して

起こる状態です(狭心症と心筋梗塞)。

◯動 悸

心臓がドキドキする感じをいいます。

多くの血液を送り出すために、

心臓が速くうっているときにかんじます。

◯不 整 脈

脈が不規則な状態です。

脈が時々欠ける程度なら心配ありません。

が、

心電図で検査してもらう必要がありますね。

とても速い脈や不整の程度がひどいときは

すぐ医者に見せることです。

いずれにしても、胸痛・動悸・不整脈とも

狭心症や心筋梗塞の重要な症状ですから

気をつけてください。

◆次回は、万一に備えて!

日常での応急手当の中で

「 狭心症・心筋梗塞 」について

お話しますね。

 ・狭心症、心筋梗塞について

◯狭 心 症

心臓の筋肉への血液供給が不足した状況で、

左胸の痛みを強く訴える状況言をいいますね。

そして、男性に多く見られます。

高血圧や心臓病をもともと持っている人に

よく起こりますが、突然発生することも

あります。

感情の高まり(怒り、憎しみ、ねたみ等)

によって誘発されます。

・症状としましては

胸痛のため胸を手で覆い、息苦しさを訴え

顔色は灰色となり、ショックに陥ることや、

そのまま死ぬ事はありません。

+応急手当は

座位をとらせ、精神的に落ち着くよう心掛けて

体を動かさず、じっとしているようにし、

保温に気を付け、そして医者に見せましょう。

◯心 筋 梗 塞

心臓の血管の中に血の固まりがつまって

血液供給が減り一部の筋肉が、

強く障害された状態です。

・症状としましては

長く続く激しい胸痛が起こり、

左腕・左手・背中に伝わりまして、時には

全身がけいれんし、意識を失い顔色は

蒼白(そうはく)となり、

謳吐・失禁が起こり、ショック状態となります。

不整脈も激しいものが、しばしば起こります。

+応急手当としまして

楽な姿勢(半座位)で寝かせ、体を

動かさないようにして、服をゆるめ、

意識があれば心を落ち着かせましょう。

救急車を呼び、医者に見てもらいます。

この場合、心電図の電送をする場合も

あります。

循環器病専門医のいる病院

(CCUのあるところ)希望してください。

CCUとは、この病気を専門的に十分な

設備で治療するところです。

次回は、万一に備えて!

日常での応急手当の中での

「 溺れた時 」について

お話しますね。

よろしくお願いします。

・溺れた時について

まず、意識の有無と呼吸の有無を確かめます。

(1)意識があれば、毛布などでくるみ,

保温して病院へ。

(2)意識がなく呼吸しているなら、側臥位

(そくがい)とは、

「横を向いて寝ている状態であり、

腕を下にして横になった状態。

右を向いて寝ている状態を右側臥位、

左を向いて寝ている状態を左側臥位です。」

万一に備えて、側臥位を取り

救急車をよびます。

(3)溺れた時、意識がなく

呼吸をしていなければ、

一刻も早く気道確保を行います。

これで息をふきかえせばその体位を取り、

救急車をよびます。

重症なら呼吸が止まっているので、

水を吐かせるより先に、気道確保を行い

人工呼吸をします。

胃内に入った水は、直接生命に

危険はありませんが、

このために十分な呼吸ができなければ

その人の体を横向けにし、上腹部を軽く

押さえて水を吐かせます。

なお、人工呼吸の途中で水を吐いたら、

肺の中に入らないよう顔を横に向けて

水を出し窒息しないように注意し、

再び人工呼吸を続けます。

・溺れた時に胃内の水をはかせたり、

人工呼吸中に口の中に、あふれた液体を

出すときに行い、背中を膝でささえ

その人を横向きにし、口をさらに

引き上げると、水は口の外に流れ出て、

肺に入ったり窒息するのをふせぎます。

◆次回は、万一に備えて!

日常での応急手当の中での

「ガス中毒 」について

お話しますね。

よろしくお願いします。

・ガス中毒について

一酸化炭素を多く含んだ都市ガス、プロパン、

二酸化炭素(炭酸ガス)等がガス中毒の原因

となります。

プロパンガス、炭酸ガスはそれ自体は危険は

少ないのですが、深い睡眠や酸欠のため

意識不明になったり、呼吸停止が起こる

ことがあります。

一方、一酸化炭素ガス及び一酸化炭素を多く

含む都市ガスは、それ自体が危険で

軽傷では頭痛、吐きけ、目まいからしだいに

手足の力が抜け、判断力がなくなります。

重症になると、意識がなくなり呼吸困難

けいれんが起こり

呼吸が止まったりしますね。

+応急手当としまして

まず部屋の窓を全て開いて、新鮮な空気を

入れるか、その人を風通しの良い所に

移します。

(1)意識がなく呼吸をしていれば、側臥位

(そくがい)をとれせます。

(2)意識がなく呼吸が不十分なら気道の

確保の体位をとり、呼吸をしやすく

します。

(3)意識がなく呼吸が止まっていれば、

ただちに気道確保と人工呼吸を

行ないます。

・注意することはー

酸欠とは、空気中の酸素が不足し血液が、

十分酸素化されないため、意識を失う

状態をいいます。

マンホールや古井戸の中などで起こるので

注意しましょう。

◆次回は、万一に備えて!

日々の暮らしに役立つ・

応急手当での

「薬物中毒」について

よろしくお願いします。

・食中毒、薬物中毒について

:食中毒については

物を食べたあと早いものは1時間、遅い時は

24時間後に腹痛、吐き気、謳吐、下痢などが

起こってきます。

同じものを食べた人は、同じような症状が
でるので、すぐ分かりますね。

ですので、直ぐ病院行へ行くことです。

病院では、どんなものをいつ食べたか、

いつからどんな症状が始まったかなどを

話します。

+応急手当としましては

ちなみに、フグ中毒の症状は(舌のしびれ、

手のしびれ、運動麻痺)で悪いものを食べて

から発見までの時間が、短かければ吐かせます。

下痢止めや、抗生物質を勝手に飲むような

家庭療法をやらずに医者にみせましょう。

・感染型:胃腸内に入ってから繁殖しますが

熱に弱いので加熱して食べれば防げます。

サルモネラ菌、大腸菌など、食べてから

10~24時間で症状がでます。

・中毒型:食中毒の原因(生クリーム、

かんずめ等)で、ブドー球菌、ボツリヌス菌等

加工食品に多く熱に強いので、

火を通してもダメ。

食べると1~24時間で症状がでます。

:薬物中毒については

飲んだ薬、毒物の種類、量、その時の

健康状態、年齢などで症状が異なり

ますが、

主なものは

頭痛・めまい・散瞳(さんこう)・腹痛

下痢・呼吸困難・全身ぐったり・意識喪失

・けいれん等の状態として現れますので、

一刻も早く病院へ行きましょう。

病院へ行くときは、

(1)飲み残した薬物、それが入っていた

ビン、吐物などを持って行きます。

(2)患者を発見したときの状況、

時間などえを医者に話すと診断・治療の

参考になりますね。

万一に備えて!
+応急手当ては

薬、毒物を飲んでから発見までの時間が

早く、意識があれば吐かせます。

普通は何もしないで、体を毛布などで

くるみ、急いで病院へ運びましょう。

◆次回は、万一に備えて!

日々の暮らしに役立つ・

応急手当での

「気道の異物」について

よろしくお願いします。

・気道の異物について

老人や乳幼児は、お餅や、入歯、硬貨、ボタン、

豆などを肺への空気の通り道(気道)に詰め

窒息する事があります。

気道に異物が詰まると、激しくせき込んだり、

ぜいぜい息苦しそうになり、

そのうちくちびるが、紫色に変わり

呼吸ができなくなり、ついには意識が

なくなります。

その時は、次の処置を行ってください。

(1)意識があれば、強い咳(せき)をして吐き
出させる。

(2)それで駄目ならハイムリック法の処置を
行ないます。

※ ハイムリック法とは

のどに異物を詰まらせた人に施す救急法の一。

患者の体を背後から抱え、

上腹部を強く圧迫するもの。

乳幼児や妊婦、意識のない人には

行ってはならない。

(3)意識がない場合は
固形物のときは、指を入れかき出します。

そして横向きにし、肩の間を手のひらで
数回強くたたき、さらに気道確保と
人工呼吸を試みます。

または、ハイムリック法を行ないます。

・患者の後ろに回り、

上半身を抱くようにします。

・次に右手のこぶしを、みぞおちにあて、

左手で右手を持ち、力強く手前方向に

おもいきり引き上げ、上腹部を圧迫します。

・この圧で肺が収縮し、強い気流で異物が

押し出される仕組みで、先ほど言いました

ハイムリック法と呼ばれます。

そして、指を交差して口をあけまして、

反対の手の指先で、のどの奥をかき出す

ようにして異物を除きます。

乳幼児で気道に異物がどうしても取れない時

救助者の胸にうつ伏せにして、またがらせ

上半身を低くして、

背中を数回たたいて見ます。

または、腰か足をもち、上半身を下にさげて

背中を数回たたいてみます。

大きく抱けない子供は、膝の上に

うつ伏せにして、背中を叩いてみます。

ピーナツは気管の奥へ入り込むと、

窒息はしませんが、そこで分解され、

危険なピーナツ肺炎を起こして、

あとで命取りになるので気を付けてください。

異物が気道に入り、

苦しがってせき込んでいても、

呼吸をしているときは、すぐに危険は

ありませんから、あわてずに救急車を

呼んでください。

また、異物を飲み込みケロッとしているのは

大部分が、食道か胃に入っている場合が多く、

数日以内に便にで出てきます。

念のため医者に見せてください。

:ちょっと分かりにくいかもしれませんが、

頑張って、すぐにできる様に学習しておいて

下さいね。

◆次回は、万一に備えて!

日々の暮らしに役立つ・

応急手当での

「鼻の異物、耳の異物、目の異物 」について

お話しますね。

よろしくお願いします。

・鼻の異物、耳の異物、目の異物について

*鼻の異物について

子供はふざけて、物を鼻に詰めます。

鼻の狭い所の異物は、時間と共に

取れにくくなるので、注意してください。

異物の入った反対の鼻を押さえて、

強くかむと取れる場合もあります。

しかし、何度も行うと鼓膜を傷めるので、

数回で取れないときは医者に見せてください。

なお、鼻の異物がなくなったとたん、

急にせき込むのは異物が、鼻から口に入り

さらに気道に入った証拠です。

*耳の異物については

まず先のとがった物や、

マッチ棒でつっかないこと。

虫が入ったときは「明り」を近づけたり

煙を吹き込むと虫が、

自然に出てくる事があります。

水や豆類などは、入った方の耳を下にして

片足で跳んでみると取れる場合もあります。

また、水は和紙でコヨリを作り、静かに

耳に入れると、水を吸い簡単に取れます。

この様な方法で取れないときは、

耳鼻科医に行きましょう。

*目の異物については

まず原則は、汚い手で目をこすらないこと。

角膜を傷つける事があります。

目の異物には、次のような処置を

とってください。

(1)しばらく目をジッとつむるか、上まぶたの

まつ毛をつまみ、下まぶたに重ね、

しばらくして放なすと涙と一緒に出てる

事があります。

(2)清潔な水の中で目をパチパチさせます。

(3)それでも取れないで、目がいつまでも

ゴロゴロするときは、鉄粉などの異物が

角膜に刺さっている場合もありますので、

片方に刺さっても両眼をガーゼで包帯し

医者にみせてください。

+漂白剤、洗剤、生石灰等の

アルカリ性薬品が目に入った時は

アルカリ性のものが目に入ると悪化しやすく

特別の処置が必要です。

すぐに大量の清潔な水(ポリバケツ一杯位)

で何度も目を洗ってください。

そして、直ちに眼科医へ行きましょう。

◆次回は、万一に備えて!

日々の暮らしに役立つ・

応急手当での

「意識が不明の時の手当 」について

お話しますね。

よろしくお願いします。

・意識が不明の時の手当について

脳卒中や睡眠薬、ガス中毒、溺れたり、

頭のけがなどで意識がなくなると、

あご、くび、舌の力が抜け、舌の根元が

のどの奥へ落ち込み

肺への空気の通り道をふさぎます。

ですので、意識不明の人は空気が

肺へはりにくくなるので、空気が通りやすい

体位を取ってやらねばなりません。

これを気道確保といいますね。

△気道確保の方法について

・呼吸はしているが意識不明の人

体位は側臥位(そくがい)を取らせます。

頭を後ろに曲げ、下あごあを突き出した形で

体を横向きします。

上の足を折る形にして、身体を安定させます。

顔の位置が不安定なら上の腕を

顔の下に入れるか

座布団等を顔の下にいれます(肩幅の広い人や

首の太い人に有効)。

この体位は、舌が落ちるのを防ぎ、唾液や

吐物も口の外へ流れ出て、

肺への空気の通り道をふさぎません。

これで、肺に空気が通りやすくなります。

吐物、唾液は、時どき口から

かき出してください。

ただし、手や布団で口をふさいでしまわない

よう、よく見ていてください。

これで規則的に呼吸をしているなら、

この体位を続けます。

様子をみて急変すればすぐ病院へ行くことです。

よろしくお願いします。

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